トレーニングの最高の瞬間
最高の瞬間は「最後の3分間」
トレーニングの数十分間、
徐々に身体が熱くなっていくのを感じながら
吹き出す汗と、筋肉が悲鳴を上げて喜んでるのを更に追い込んで
あとすこし、もうすこし、の自信との駆け引きの中
ノルマをやりきった最後の3分間のストレッチ
このストレッチの時間の為に、
準備をして家を出て、ウェアに着替えて、汗をかいたようなものです
火照った身体がじわじわと伸びていくこの最後の時間に、
やっぱり今日もトレーニングにきて良かったと心から思うのです。
むしろ、このストレッチを味わいたいがために数年続けていられるまで言える
ああ、今日来てよかったな、頑張って追い込んでよかったなと
はじめから自宅でストレッチをするのとは訳が違うの
とにかくやり切った後のこのストレッチに価値があるのです
こうして幸福度は人それぞれに、瞬間ごとにあるかと思いますが、
何に対して幸福度が高いのかを自己分析することは、非常に大切なことであると思います。
幸福度の高い事だけを選び続ける事は難しい事ではありますが、
いくつかある自分のご機嫌取りのうち、ハードルの低いものを習慣にさえしてしまえば、自分でも気づかぬうちにモヤモヤしたりイライラしたりすることが減るはずです。
私自身は、リラクゼーションセラピストとして、
沢山の方にお身体を預けて頂きましたが、うまくリラクゼーションの立ち位置をその方自身の中で正しく置かれている方はとても上手だと思います。
お身体の不調を改善する、これは勿論のことですが、
ここに頼りすぎないこと
私にお会いして、施術や会話から得られる幸福感を、そのあとどうご自身で処理をするか、です
実は、受け手にも才能があります。
これはリラクゼーションに限らず、全ての事に値しますが、
例えば接客ひとつにとっても、「よい(と思う)接客を受ける事の出来る才能」というのは絶対に存在すると私は考えています。
沢山の方にお会いしてきた中でも、特に「受け手のプロ」は
受け手にして受け手にあらず、な方が本当に多い!
私自身も見習っていきたい所です
トレーニングにおける目標というのは、ダイエットや健康維持、没入感や達成感、様々な理由が挙げられるかと思います。
基本的に数字に捉われてしまったり、環境によっては同じことをしていてもいつもの感覚が得られなかったりと自身の心の外側に非常に囚われがちではないですか?
自分の心以外の何かによって、自分の心をネガティブにしていませんか?
まあまあ、そんなに怒らずに
イライラせずに、誰かや何かに対してイライラしている事、
自身の幸福度を上げるために始めたことに対して結局イライラするならやらないほうがマシですよね
私にとっての気持ちの良い時間を、トレーニングの内容に定めずに、
最後の3分間のストレッチだと自分の中で納得したら、もうこれを味わうためにトレーニングに行くぞ!という前向きなまま、同じジムに通ってもうすぐ3年目になります。
「これは…!」と思った場所が決まれば、
あれもこれも、に手を出すよりも、同じことを極めるまでやる
ある程度極めたな、と思ったら次の成長の為に場所を変える
お勉強も、トレーニングも、お仕事も、一緒だと思っています。
皆様それぞれに、自身の機嫌をとる最高の瞬間があるかと思いますが
そのうちの一つに私のリラクゼーションの時間が食い込めますようにと切に願いながら本日も爪やすりをして、ストレッチをして、施術準備万全でお仕事に勤しむのです。
さて、
最近の律としての活動は非常に細めです。
ほとんどを本業のリラクゼーションに時間を費やしています。
時々、前のM性感店から追いかけてきてくださった方々と相変わらずM性感をしています。当然、新たな出会いもありました。
過去の私を思うと、これは馴染みのお客様にも言われていた事ですが、「最後の方は辞める事に必死になっていましたよね。辞めなくちゃ、辞めなくちゃ、と。」そう言われてハッとしました。ほんとだ。
今のペースくらいが、全てが嫌いにならない丁度いい距離感なんだと思っていて
勿論お仕事として考えたときにはもう少し稼働する必要があって、
その妥協点を探っては、今もふわふわ~としています
未だに変わらず、何人かの仲良し様方は、
思い入れのある「りょう」の名前を呼びます
その方にとって「りょう」が強烈なインパクトがあって数年変わらずずっとりょうの名前を呼ぶように、「りつ」の名前もまた誰かにとってインパクトのある出会いとなりますよう。
りつ